キャッスルヒルボルダリングツアーといえば、フランスのフォンテーヌブロー、アメリカのビショップ等が日本でも有名ですが、世界各国にはたくさんのボルダリングエリアが点在しています。 日本にいても、ボルダリングビデオ等で簡単に世界各国のエリアを垣間見る事ができますよね! 見た瞬間に、「絶対ここへ行きたーい!!」 この気持ちをクライミング仲間にぶつけると、ラッキーな事にN.Zでワーキングホリデーを経験した人がN.Zツアーに賛同してくれました。おまけに、旦那さんもN.Zへバイクで1人旅をした事があるとか、話はとんとん拍子に進み、冬休みの11日を使ってのN.Zツアーが現実のものとなりました。 N.Zのクライミング情報を知っている人は殆ど皆無でしたが、同行する仲間の友人が現地に住んでいる事から、トポをgetしてもらう事ができました。情報が皆無だったにも関わらず、N.Zから送られてきたトポには、エリアいっぱい、課題満載でした。「こんな立派なトポがあるとは!」(トポはN.ZのOutdoor StoreでNZ$49でgetできます。行かれる方は入国後必ず入手して下さい。トポ名:SOUTH ISLAND ROCK 全495ページ) N.Zはご存じの如く、北島と南島の2つの大きな島からなる国です。 日本からは飛行機で10~11時間で、時差は3時間。 今回はトポ名の通り南島(キャッスルヒルも南島)へ。 キャッスルヒル、そこはまさにボルダー天国! Castle Hill BasenのQuantum Fieldがメイン?のエリアのようで、トポには854ものボルダー課題が載っているのですが、リード(ボルトルート)もあれば、トポ課題以外にもいくらでも作りたい放題!一体いくつの課題ができるのだろうか? その他の岩場私達はキャッスルヒルの他に、3ヶ所のボルダリングエリアと1ヶ所のリードエリアに行ってきました。 以下簡単に紹介します。 Elephant Rocks(エレファントロックス) クライストチャーチから半日ほど車で南へ行くとTemukaという街があり、その近くにあるDuntroonというエリアのこれまた一部のエリアです。 岩質:石灰岩 Quantum Fieldほどではありませんが、広いエリアには変わりありません。
以上の様に9日間で南島をぐるっと一周してきました。Mt. cook以外は、どれもまた行ってみたい魅力的なボルダーがてんこ盛です。どのエリアもボルダラーは殆ど居ず、のんびりとした大自然の中でボルダリングを満喫できます。 海外ボルダー好きの方は、ぜひ一生に一度はNew Zealandへ行ってみて下さい。損はしませんよ! 01年冬 森寛
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