【開催発表】THE3 -UNION IS STRENGTH-


“3本の矢””3人寄らば文殊の知恵” 1人では達成できない目標も、3人の力を合わせると・・・?

昨年、会場内での手話通訳の設置や、パラクライミング体験エリアの設置など

「クライミングを愛するすべての方」に楽しんでいただくことをコンセプトに開催された THE 3 – UNION IS STRENGTH –

 

前回に引き続き、“NPO法人 モンキーマジック”  “一般社団法人 NEIRO” 両団体の協力に加え、

今大会では、 濱ノ上 文哉選手・結城 周平選手・伊藤 勝啓さん・藤井 快選手を企画メンバーに迎え、

パラクライマー・デフクライマーを含む「ダイバーシティチーム」には、参加費の割引制度や、チーム基礎ポイントへの加点、

また「全参加者が目隠し必須の”ブラインドエリア”」の設置や片腕/片足でのチャレンジを宣言して登る「チャレンジシステム」など、

パラクライミングの要素を競技内に導入することで “クライミングを愛する人”が少しでも参加しやすく、

楽しめる環境づくりをモットーに、大会ルールや競技環境をブラッシュアップ💫💫💫

もちろん、手話通訳やふるえるスポーツ観戦プロジェクトなど、好評企画は継続です!

見る側も、登る側も楽しめる、“THE3 – UNION IS STRENGTH – ”

今大会のNo.1に輝くのはどのチームか!?🏆

 

【実施概要】

実施日程:2023年8月26日(土)MIDDLE CLASS 、27日(日)FUN&OPEN CLASS

実施会場:B-PUMP OGIKUBO 〒167-0043東京都杉並区上荻1-10-12 東亜会館 3F

カテゴリ定員人数:1チーム 3名の男女混合チーム

*参加カテゴリーはチームメンバー内の最上位クラスに合わせるものとする

・FUN CLASS 5級以下 35チーム

・MIDDLE CLASS 3級以下 50チーム

・OPEN CLASS 2級以上 15チーム 最大 100チーム(300名)

競技方式

予選 :セッション方式 制限時間3時間 *各カテゴリ上位6チームがFINALへ

FINAL:チームオンサイト方式 2分間のオブザベーションタイム+8分間のトライタイム

表彰区分:チーム順位 1位 – 3位

※各カテゴリ、ダイバーシティチームの参加が3チーム以上の場合はダイバーシティチームでの順位表彰も実施。

参加費:1チーム ¥15,000 –

※割引制度:下記に該当するチームは参加費を¥12,000とする

学割:チーム内に学生(小・中・学・大・専門学生)を含むチーム

ダイバーシティ割:パラクライマー・デフクライマーを含むチーム

申込日時:2023年7月24日 12:00 – (予定) B-PUMP OGIKUBO HPより

参加賞:オリジナル マルシェトートバッグ(タイベッグ)

注意事項

1.

スポーツクライミングは、危険(落下、転倒等)が伴う競技ということを理解し、負傷した場合でも、主催者及び関連会社に一切の責任を問いません。

2.

参加者の個人情報は本イベントの実施のみに使用し、また、次の場合を除きご本人の同意なく第三者に提供いたしません。

・法令に基づく場合

・人の生命、身体又は財産の保護のために必要がある場合であって、ご本人の同意を得ることが困難であるとき

3.

主催者及び主催者が定める競技スタッフが、注意勧告に従わないなどの競技進行に支障があると判断した場合、競技を中断いただきます。

4.

主催者及び主催者が許諾したメディアは、写真並びに動画撮影を行い、大会終了後の広告物、テレビ/新聞/雑誌/WEBなどに露出/掲載される場合がございます。

5.
主催者は、本イベント参加中及びその前後に生じた主催者に責のない事故や、参加者間のトラブルについて一切の責任を負いません。

6

b-pumpのレグレーションに準じ、参加対象は6歳以上とさせていただきます。

主催:株式会社 8611

協賛:gramicci

協力:NPO法人モンキーマジック / 一般社団法人NEIRO / PUMP / AlphaTheta 横浜DJ Lab

制作:株式会社 ニューオールディーズ

 

【企画クライマー】

濵ノ上 文哉/Fumiya HAMANOUE

中学二年生の頃に目の特定疾患である網膜色素変性症の診断を受ける。

病状進行の末、大学受験を機に障害者手帳を取得。

転勤をきっかけに2013年に地元京都から上京、 2016年にNPO法人モンキーマジックの月例イベントに参加し、クライミングに出会う。

健常者、障碍者の垣根を越え、多くの仲間とともに楽しめること、

また、自らの力で課題を克服していく達成感などに魅了され、 本格的にクライミングにのめりこんでいく。

自身と同じく視覚に障害を持つ小林幸一郎氏の世界選手権での活躍に感銘を受け、 コンペティターとしてのキャリアをスタート。

2018年、初参加となった日本選手権にて準優勝、日本代表権を獲得すると 同年、オーストリアにて開催された世界選手権では銅メダルを獲得。

2021年モスクワ世界選手権では念願の初優勝を果たし、 2023年ワールドカップツアーでは二大会連続優勝を達成。

現在は、(株)エイト日本技術開発の所属アスリートとして活動中

 

結城 周平/ Shuhei YUKI

10歳で横紋筋肉腫になり、左足を切断。

その後、車椅子テニスや陸上・スキーなど、さまざまな種目にチャレンジしてみたものの 社会人とになり、その忙しさからスポーツと疎遠に。

その後、趣味で始めた筋力トレーニングの延⻑で前腕が細いため、 会社の同僚の前腕が太い方がクライミングをしていたことからクライミングを始める。

老若男女、生涯に関わらずセッション出来ることや 明確にゴールがあり成⻑が実感しやすかった事からクライミングに夢中に。

パラクライミングの大会に参加し始め2021年モスクワ世界選手権3位を獲得し 今年のスイス世界選手権にも出場予定。

 

伊藤 勝啓 / Katsuhiro ITO

20代後半辺りから、日常生活に支障が出る程に聴力が低下。

モンキーマジック主催のイベントに参加したことにより、 障害の有無に関係なく、皆同じ課題を応援し合いながら、

自分に合った方法でゴールを目指すというクライミングの面白さに気づき、

現在ではほぼ聞こえない状態となりながらもクライマーとしてはもちろん、サイトガイドとしてもクライミングに携わる。

自身のクライミング活動の中で、 周囲の「がんば!」の声に気づけないもどかしさを抱えつつも

このTHE3をきっかけに、デフクライマーとその他のクライマーが交流し お互いの事を理解し合えるきっかけとなることを期待し、企画側へ参入した。

 

藤井 快 / Kokoro FUJII

国内ではボルダリングジャパンカップでは男子最多となる4度の優勝を達成、 2021年度のIFSCクライミング世界選手権ボルダリングでは世界選手権初優勝。

日々のトレーニングから作られたしなやかながら強靭な肉体と、 冷静さを武器にするオールラウンドプレーヤー。

前回のTHE3への出場時、会場での聴覚障害者に向けた取り組みに興味を持ち その後自身のSNSにて、 家族に障害を持つ子供がいることを公表。

現在ではボルダリングジャパンカップなど、公式大会でも周囲選手に呼びかけを行い ハンドサインを通じてアピールするなど

自身のトップクライマーとしての立場を通じ、聴覚障害者への理解を深める活動を行う。