Hello Climber!
荻窪上陸まであと6日
NEW ZERO PROの足音が聞こえる・・・!
今回 はNEW ZERO PRO の特性を知るためにNEW ZEROの性能をおさらい!
これを読んだら違いの分かるクライマーになれること間違いなし
それは今から遡ること約1年半、
Five ten から移籍した竹内俊明が SoiLLで初めて自身のシグネチャーモデルを作り上げた
それが NEW ZERO
当時話題となったのはその柔らかさ
岩のイメージを持つ彼が手掛けた、一見岩に向かないソフトシューズ
どれくらい柔らかいのかと言えば、持つ手に軽く力を入れるとぐにゃりと曲がってしまうほど
しかしこの柔らかさはSoiLL独自のDark Matterラバーとの相性が抜群
(Dark Matterとは米国海軍の為に作られた粘着性の強いアウトソールゴムを、クライミングシューズ用に改良した専用ラバー)
ノーシャンクの設計も相まって、足裏からはスタンスの形をダイレクトに感じることができる
そう、彼が求めたのは ”究極の足裏感覚”
そのためトゥラバーにも細心の注意を図り、つま先をフレキシブルに動かせる設計に。
今までのハードソールシューズがスタンスに乗りやすくするためのものならば、
このシューズはつま先を第3の手として使うためのもの
使い方がまったく異なるシューズなのだ
そしてこだわり抜いたヒール
完成までにアメリカから届いたプロトタイプは数知れず
日本人の踵に合わせ且つ、シビアなエッジも捉えられるように微調整を重ねたヒールカップは
彼曰く”世界最強”
また、ラバーの長さと幅の調整もぬかりない
本来ならば完成してなければならない展示会のタイミングでも調整を続けていたほど
納得のいく形になるまでにかかった期間は半年を超える
最後に忘れちゃいけないのがSoiLLならではのデザイン
制作当時、それどころか発売当時
決してメジャーではなかったマイクロファイバーを使用
ストリートを感じさせるカラーとマテリアルは
ファッション性にもこだわりを持つクライマーから熱烈な支持を受けた
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ここまでたっぷりと語ってきたわけだけど、
今回の主役は決してNEW ZEROではない
このNEW ZEROを上回るのが1/24発売となる NEW ZERO PRO
どのように進化を遂げたのかはまた今度
弘法筆を選ばずというけれど、良いシューズは履く者を選ばない
その違いは試着でも十分にわかるほど
それでも、靴の性能は登って確かめたい!というクライマー、
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