一度は体験させたい!クライミングが子供におススメな理由!

こんにちは!

PUMP新宿店ことパンプクライマーズアカデミーのフィジカルトレーナー、寺町です!

近年、クライミングがスポーツとして盛り上がっていますね。ジムで、クライミングを楽しむ子供たちも増えてきました。そこで今回は、クライミングが子供におススメな理由を、トレーナーの視点からお伝えしたいと思います!

子供の特徴

まずは、我が子の例で子供の特徴についてお話したいと思います。

【長女】

体格が非常に小さく、筋肉が細い。周りをよく観察するタイプで控えめ。言葉での理解力は高い。運動は好きだが、競ったりするのを好まない。

【次女】

平均的な体格で、筋肉がしっかりしている。すぐに動き出すタイプで、積極的。姉と比べると、言葉での理解力は低い(そもそも人の話を聞いているのか・・?)運動が大好き、競うの大好き!

 

同じお腹から出てきたはずなのに・・・どうして180度違うのかと驚愕しました。

もともと備わっている体格や性格って、全然違うんですね。

体も心もトレーニングされていない幼少期ほど、顕著に違いが見えます。本当に様々な子がいるのです。

子供を取り巻くスポーツ

幼少期では、サッカーやバスケ等のスポーツは積極的な子供の方が目立ちます。特にゲームでは、考えて立ち止まってしまう子よりも、本能的に動ける子や闘争心の強い子が活躍できるでしょう。

少年野球や陸上競技で考えると、体格の大きい子の方が大きな力を出しやすい傾向があるので、監督・コーチは期待をします。

年齢が上がるにつれて、体格や性格での差が徐々に解消されると思われますが、スポーツを始めたばかりの頃に本当にスポーツを楽しめないと、スポーツに対して苦手意識を持ったり、自信がなくなってしまいます。

この辺りは、監督やコーチの指導力が大きくかかわってくると思いますが・・・。

 

では、クライミングがなぜおススメなのか?

おススメな理由①どんな子でも楽しめる

クライミングは、体が大きい子・小さい子、競うのが好きな子・嫌いな子、積極的な子・そうでない子、どんな子でも楽しめるスポーツだと思います。

その理由は、「様々な遊び方が出来るから」ではないでしょうか。

スポーツの歴史をたどると、それは「競技」ではなく「娯楽」でした。スポーツクライミングは、サッカーや野球などのように直接戦う相手がいるわけでないので、娯楽に近いように感じます。

同じ課題を何度も登って楽しんでも良いし、傾斜も好きな場所を選べる。登れない課題を諦めずに何度も挑戦するのも良い。自分なりの遊び方が出来るのです。

また、クライミングはとても頭を使うスポーツなので、体が劣っていたとしても考える能力が高ければ勝負に勝てる可能性だってあるのです。

 

おススメな理由②全身の筋肉を使うスポーツである

クライミングは、全身の筋肉を使うスポーツなので、とりあえず何か運動させたいなと思った時はおススメです。小学校でも、ホールドがついた壁があるのを時々見かけますね。

正しい登り方をすれば、手・腕・背中・お腹・お尻・脚など、まさに全身を使えます。

週に一度、家族でクライミングをして運動不足解消も良いですね♪

おススメな理由③スポーツから子供たちを守る役割として

近年深刻な問題になっているのが、競技の低年齢化により、体の不具合を生じている子供が増えている事です。1つの競技を小さいころから行う事で、酷使される部分(野球なら肘、サッカーなら股関節など)と、使われていない部分の機能低下により、体がアンバランスな状態になってしまいます。

これは、後々の競技力に影響するので、子供のうちは様々な運動を行った方が良いと言われています。しかし、複数のスポーツを行うのは難しいものです。

そこで、クライミングの登場!クライミングジムがあれば、自分の都合よい時間に登ることが出来ますし、先ほど説明したように全身を使うスポーツなので、メインスポーツの補助的な役割としてクライミングを行う事は有効だと思います。

もちろん、補助的な役割として始めたつもりでも、本格的にやるスポーツに切り替えたってOK!!

注意点

ただし注意点があります。

①クライミングも、他のスポーツと同様、やりすぎはケガにつながります。いくら楽しくても、やりすぎると指や肘など痛める可能性があるので、他のスポーツ同様に低年齢でのやりすぎには注意しましょう。

②クライミングジムは危険がいっぱいです。高い壁を登りますし、他のお客さんも登っています。自分が登っているときはもちろん、周りの人が登っているときも危険があることを自覚しておきましょう。

 

PUMPでは、子供向け道場(キッズタイム)や、スクール(PJCC)も行っています。

ぜひ興味があれば参加してくださいね♪

全ての子供たちが、スポーツを心から楽しめるように。スポーツに携わる人間として、願っています。