スクワットって何のトレーニング?
こんにちは!PUMP新宿店ことパンプクライマーズアカデミーのフィジカルトレーナー、寺町です!
クライミング世界選手権が八王子で行われ、日本中のクライマーが盛り上がっていたことと思います♪
ところで皆さん、突然ですが質問です。
「スクワットって何のトレーニングですか?」
この問いに対してすぐに答えられる方はいるでしょうか。
スクワットって何?
そもそもスクワットを知らない皆様、こんなトレーニングです。
「あー、見たことある!トレーニングの本や雑誌によく出てるよね~」と思った方、いると思います。
足のスタンスは、肩幅より少し広め。その状態で両足に均等に体重をかけて立ちます。
そこからお尻を下げていき、大腿部が床と平行くらいまで下がったら、お尻を上げて元の姿勢に戻る。
その動きを繰り返すトレーニングです。
一般的には、脚の筋力トレーニングとして紹介されていることが多いと思います。
しかし、考え方によって変化するのです。
①下半身の筋力トレーニング
一般的な考え方ですね。ウエイトトレーニングで重いバーベルを担いで行うと筋肥大が起こります。重さや回数を細かく決めていくと、筋肥大の他にも、筋持久力やパワーなど目的に応じたトレーニングが出来ます。
フォームも少し変化させることによって、トレーニングされる筋肉が変わってきます。(大腿四頭筋に効かせたいのか、お尻に効かせたいのか、など)
②正しい動きを習得するためのトレーニング
これは、膝や足のけがをした時に、リハビリとしてスクワットのトレーニングをする時に考えられます。
股関節・膝関節・足首が上手く協調して動かないと、走ったりジャンプする動作が正しく行えません。正しい動きを習得するためにスクワットを行い、徐々にバリエーションを増やしていきます。
③体幹のトレーニング
体幹のトレーニングといっても、シットアップなどの腹筋のトレーニングや、プランクなどの体幹トレーニングとは違います。
動きの中で、体幹を安定させるトレーニングになります。スクワット動作の中で、いかに体がブレないかを意識します。
スクワットって何のトレーニング?の答え・・・
では、タイトルにある「スクワットって何のトレーニング?」の答えですが、それは「スクワットのトレーニングを何の目的にしているかによって、変化する」ということです。
つまり、トレーニングをする人次第なのです。「スクワットで、上腕二頭筋の筋肥大を目的にしています」なんてぶっとんだ考え方の人は、そもそもの種目の選択ミスをしていますが(笑)、このトレーニングは何の目的を持って行うかを考えることは大切です。
「感覚を高めるために、あえて一定の部位を意識しないで動く」も、目的がないように見えて、実は立派な目的を持っているのです。
実際、私もパーソナルトレーニングで指導するときも、皆さん似たような種目を提供することが多いです。ただ、その人の身体の状態や目的に合わせて、お伝えするポイントなどを変化させています。
今回は、スクワットでお話を進めていきましたが、どのトレーニングも同じだと思います。やみくもにトレーニングをするのではなく、どんなことを目的にしようかと考えながらトレーニングを行うと、継続できるかもしれないですね♪
どんなトレーニングをしたら良いか、どんな目的を持てばよいかわからない方は、ぜひPCAで行っている、パーソナル・フィジカルトレーニングを受けてみてください♪
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