体づくりだけじゃない!強くなる為に「登り方を見直す」
こんにちは!
PUMP新宿店ことパンプクライマーズアカデミーのフィジカルトレーナー、寺町です!
今回は、今よりもクライミングが強くなる為に必要な事として、「登り方を見直す」事の重要性についてお伝えしたいと思います!
「登り方を見直す」事は、今の自分を否定することではない
「登り方を見直す」というと、『今の登り方が悪いのか』・・・なんてネガティブに捉えがちですが、決してそうではないと思うのです。
人それぞれ、体の大きさや筋肉量、関節の可動範囲や強度、まったく違うのだから、登り方も違ってきます。
そこが登りの個性につながってきますよね。
とは言え、「これが俺の登り方!これでいいのだ!」と決めつけてしまうよりも、「他にもっと良い登り方が出来ないか?」と、定期的に登り方を見直す事は、クライミングに対しての視野が広がるし、よりクライミングが強くなる為に必要だと思います。
登り方と体の特徴は、密接に関係している
その人の登り方と体の特徴は、密接に関係していることが多いです。
パーソナルトレーニングで体のチェックを行なっていくと、その人の登りを見たことがなくても、「こんな登り方なのかな~」と想像することが出来ます。
『体がこうなっているので、登りの中で●●が上手く使えていない可能性があります。』
『登りの中でこのような動きになっているから、体の●●が硬い可能性があります。』
というような話をすると、
『あ~、よく仲間から、●●使えって言われます。』
『だから、この時に(ある課題で)、あのホールドが取れないのかな・・・』
と、納得される方が多いです。
こんな体の特徴から、そのような登りになったのか。
こんな登りを続けていたから、そのような体の特徴になったのか。
「鶏が先か、卵が先か」という問題はさておき、登り方と体の特徴には密接な関係があるのは間違いないのです。
登り方を見直すメリット
①ストレッチやトレーニング効果が高まる!
例えば、肩まわりがとっても硬くて困っているクライマーがいるとしましょう。何とか改善したい!と、一生懸命ストレッチをやってくれます。しかし、普段のクライミングが、足が切れまくりで上半身しか使わないような登りだとしたら、どんなにストレッチを頑張って継続してくれたとしても、なかなか効果は表れません。
②トレーニング効果が登りに反映されやすい!
例えば、足の能力を高めるようなトレーニングをしていたとしても、実際の登り方が上半身しか使わないような登り方だとしたら、そのトレーニングは意味のないものになってしまいますよね。
はじめに話したように、「今の登りが悪い!」という事ではありません。
自分の強みを伸ばすことは大切だと思います。ただ、上記の例のように、本当に改善したい・強化したい部分があった時には、登り方を見直すことも必要だと思います。
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