正しいストレッチでクライミング能力を上げよう!ストレッチのコツとは
こんにちは!
PUMP新宿店ことパンプクライマーズアカデミーのフィジカルトレーナー、寺町です!
前回は、ストレッチを行なうメリットをクライミングの観点からお話ししました。今回は、実際にストレッチをしよう!という事で話を進めていきたいと思います。
まずはおさらいです!
ストレッチを行なう事で、筋肉の柔軟性を向上させることが出来ます。
前回クライミングにおけるメリットは主に5つご紹介しました。
1,遠いホールドに手足が届くようになる
2,ケガの予防
3,登攀フォームが美しくなる
4,ランジの時など大きい力を発揮しやすくなる
5,疲労回復
ストレッチをしよう!
こんなにメリットがたくさんあるなら、さあストレッチをしよう!・・・となるのですが、まずはどうしたら良いのでしょうか?
とりあえず開脚が出来るように・・・って開脚ストレッチだけすれば良いのでしょうか?
なんとなく、知っている種目をやれば良いのでしょうか?
いえいえ、それは本当に正しいとは言えません。
筋肉はすべて、筋膜(筋の表面にある膜)でつながっています。
どこか1つの筋肉が硬いと、筋膜を介して他の筋肉も引っ張られてしまいます。そうなると、1つの筋肉の硬さによって、体の各部分のコンディションが悪くなります。
では、どうしたら良いのか。それは、自分の体を知るということです!
簡易的に全身の柔軟性をチェック出来るのが、クライマーズ・バイブルに載っているCFC(クライマーズ・ファンクショナル・テスト)です。
自分ではやり方がわからない!という方はぜひ、週末にPCAにお越しください♪
無料でCFCチェックをやっております。詳しくは、こちら
CFCで自分の体の特徴を知ることが、そこで硬かった部分を中心に(優先的に)ストレッチをしていきます。そうすることで、体全体の柔軟性のバランスが整ってきます。
ストレッチのポイント
自分に必要なストレッチがわかったら、あとはやるだけ!
でもその前に、ストレッチのポイントを理解してやったほうが効果も抜群です。
では、うしろもものストレッチを例にしてみましょう。
1、正しいやり方で行なう
例えば、うしろももを伸ばすストレッチ。
どちらの方が、よく伸びているでしょうか?
正解は、、、下の写真です。
正しいやり方で、
2、呼吸を止めずにおこなう
呼吸を止めてしまう状況は、リラックス出来ていない事が多いです。また、身体を屈曲させるような動きの時は、息を吐きながら動いていくと良いですね。
3、伸ばしている部分を感じる
どこが伸びているのかわからなければ、効果的なストレッチが出来ているのかわかりません。ストレッチをしながら、体に意識を集中させて、ストレッチされている部位を感じるようにしましょう。ただし、意識しすぎて体に力が入らないようにしてくださいね。
4、様々な方向に伸ばす
同じストレッチでも、つま先の向きを変えたり体の向きを変えただけで、筋肉の伸び方が変化していきます。基本のストレッチの姿勢を知ったうえで、姿勢を変化させるのも自分に合うストレッチを探すポイントとなってきます。
(基本は、つま先が天井を向くようにする)
(つま先の向きを内側・外側と変化させると、伸びる場所も変わっていきます)
いかがですか?
皆さんも、ぜひストレッチを継続してみてくださいね!
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