違いを知って強くなろう!ストレッチとエクササイズの違いとは
こんにちは!
PUMP新宿店ことパンプクライマーズアカデミーのフィジカルトレーナー、寺町です!
前回までは、ストレッチについて書いてきましたが、今回はエクササイズについて書いていきたいと思います。
皆さん、クライマーズ・バイブルはお持ちでしょうか?
下巻では体を整えるトレーニングとして、ストレッチとエクササイズを分けて掲載しています。
・・・が、レッスンやパーソナルトレーニングでお客様に教えていると、どちらもひっくるめて「ストレッチ」と覚えてしまう方が多いのです。
これは、トレーナーとしてはちゃんと伝えたい!
ストレッチとエクササイズ、目的が違うんですよ~!一緒にしないで~!
(まあ、継続してくれれば言葉なんてどちらでもいいですけどね♪)
バイブル内での言葉の使い分け
ストレッチ
ストレッチについては前回まで書いた記事を読んでいただけると、よくわかると思います。
関節の可動域を高めるもので、主に筋肉の柔軟性を向上させる方法の1つです。
エクササイズ
通常、エクササイズという言葉は運動の総称として使われています。
しかし、クライマーズ・バイブル内でのエクササイズという言葉は、もう少し狭義で使う事にしています。
各部位の機能をしっかりと働かせるために行なう種目を「エクササイズ」と呼んでいます。
エクササイズの重要性
前回述べたように、ストレッチをして可動域を向上させることは重要です。しかし、可動域を向上させるだけでは少し足りません。
「向上した可動域の中で、いかに自分でコントロールして体を動かしていくか」
ということも、重要になってくるのです。
例えば、ハイステップの動きで考えてみましょう。
ストレッチをして可動域を向上させれば、壁の中で姿勢良く足を上げる事が出来るのでしょうか?
当然、足を高く上げるための柔軟性は必須です。
そして、補助を使わずに自分の力で上げなければいけません。誰かが手伝ってくれるなんてこと、ありませんよね?
足のバランス、お腹周りの安定性、そして股関節から足を動かしていく力が必要となってきます。
このように、体の細かい筋肉がしっかりと働くことによって、効率良い動きを行なう事が出来るのです。その為に必要なことが、「エクササイズ」です。
いかがですか?
筋肉を伸ばすストレッチだけでなく、
大きい力を発揮する筋力トレーニングだけでもなく、
地味~なエクササイズも必要だと思いませんか?
PCAでは、体の基礎作りというレッスンでエクササイズを行なっています。
興味ある方はぜひご連絡ください。
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