自宅でできる!クライミングに必要な姿勢トレーニング
こんにちは!
PUMP新宿店ことパンプクライマーズアカデミーのフィジカルトレーナー、寺町です!
皆さんお待ちかね、トレーニングのご紹介です♪
いつもは3分トレーニングなのですが・・・、今回は、
クライミングに必要な姿勢トレーニング
以前、クライミングと姿勢についての記事を書きました。(読んでいない方はこちら)
姿勢を良くする為には、様々な要因が絡んでくるので、人によって必要なストレッチ・エクササイズ・トレーニングは異なります。
今回のトレーニングでは、クライミングに必要だと思う種目をご紹介していきます!PCAでのキッズ向けトレーニングでも取り入れているような、簡単なトレーニングです♪
姿勢トレーニング
①骨盤を起こす
写真のように両膝を曲げ、手にはストレッチポールのような棒状の物を持ってバンザイして座ります。その姿勢で、骨盤を倒したり(A)、起こしたり(B)を繰り返していきます。
(A)骨盤を倒している状態。少し背中も丸くなります。
(B)骨盤を倒した状態から起こしていく。自然と背中も真っ直ぐになる。
骨盤を倒した状態から起こしていくと、お尻の左右にある骨(座骨結節)が床に当たってきます。その2点に体が乗る感覚があればOKです。
ポイントは、
・肩をすくめずに両手をしっかりと上げる⇒肩が上がってしまうと、背中が使いにくくなります
・骨盤を起こした時にお腹が反らないようにする⇒お腹を少し締めて安定させましょう
特に、傾斜が強い壁では、重力に負けてしまい背中が丸くなってしまう事が多いです。そのような姿勢にならないようにする為には、このトレーニングが有効かと思います。背中だけでなく、お腹周りもしっかりと支えでおかないと、反り腰になって腰を痛めてしまうので注意しましょう。
②片足開脚で体を倒す
写真のように、片足だけ横に開いて、手はバンザイ。①でやったように骨盤を起こした良い姿勢をキープしながら、体を前に倒していきます。足の柔軟性+姿勢を安定させるトレーニングになります。どちらも同時に働いてこそ、クライミングで活きてきます。
ポイントは、
・体を倒した時に腕が下がらないようにする⇒背中でキープ!
・常に姿勢は一直線⇒背中とお腹、両方を使って姿勢を安定させましょう
足の柔軟性が高まれば、足をより広げてやってみましょう。
③両足開脚で体を倒す
先ほどよりも強度高めです。より広く開脚できるよう、ストレッチも頑張ってください。
ポイントは②と同じで、
・体を倒した時に腕が下がらないようにする⇒背中でキープ!
・常に姿勢は一直線⇒背中とお腹、両方を使って姿勢を安定させましょう
1つの種目につき、10回~15回程度やると良いと思います。
これは、子供でも大人でも出来るトレーニングです。子供はすぐに腕や肩が疲れてしまうので、少ない回数から始めてみてください。
大人は、簡単なトレーニングに感じるかもしれませんが、可動域・背中の意識・体を倒す範囲など、より細かいところを意識して続けてみてください。きっと、壁の中で良い姿勢を保ちやすくなると思います!
本格的に体を変えていきたい方は、PCAのパーソナル・フィジカルトレーニングで自分の伸びしろを見つけて行きましょう。
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